西宮サドべリースクールは、4~17歳の子どもたちを対象とした、21世紀スタイルの学校です。
2000年の開校から20年ちかくの歴史と実績を持っています。
子どもを100% 信頼する。
「子どもを100%信頼する」
とても簡単な言葉です。しかし、現在のどれだけの学校が子どもを信頼した教育を行っているでしょうか?
子どもたちは大人に指示や規制をされなくても自分の好奇心、向上心から大人が考えられないくらい広くの学びを行います。逆に自分の興味の無いものを一方的に押し付けられることによって子どもたちの成長が阻害されることも多く存在します。
「子どもを100%信頼する」ことはサドベリースクールの根幹と言えます。子どもたちの持っている力を100%信頼し、その好奇心・向上心を、自然に伸ばしていける環境があれば、それぞれの子どもたちの個性に合った、自分を伸ばしていくための「最高の学校」となるのです。
西宮サドベリースクールには、時間割がありません。算数の時間も英語の時間も存在しません。スクールの1日の6時間の学びをすべて、子ども達が決めることができるのです。
サッカー選手になりたい子は、6時間ずっとサッカーをすることができます。
ピアニストになりたい子は、6時間ずっとピアノを練習することができます。
算数が好きな子は、10歳でも大学の専門数学まで勉強することができます。
時間割が無いということは、子ども達の学びに大きな可能性を与えるのです。
時間割が無いと、自ずからテストも無くなります。
テストが無いことで、とても自然な形が生まれます。
子ども達は大人の評価で動くのではなく、自分の中の評価で学ぶことができるようになるのです。
「自分がなりたい自分」と「今の自分」を比べ、自分の到達点を判断し、自分に必要なものは何か?を考える。
これは子ども達が大人になってから、とても大切なスキルとなります。
この表現はピンと来ないかもしれません。
なぜなら、従来の学校には無かった環境だからです。
西宮サドベリースクールでは、子ども達は「子ども扱い」されません。スタッフや保護者の大人と全く同じ権利を持つことになります。
自分の学びは自分で責任を持って決めます。
スクールの問題は子ども達のミーティングで解決を図ります。
スタッフの任免も子ども達の投票で行います。
スクールの年度予算にも子ども達が関わることができます。
子ども達は、大人と同じ権利を持つことで、考え、試行錯誤し、成長していきます。
自分の夢を探して、その夢を実現できる
西宮サドベリースクールのこの環境の中で、子ども達はこれらのものを手に入れていきます。
そして、これらは子ども達が大人になり社会に出てから必要とされる、とても重要な経験でもあるのです。
どうでしょうか?
学校のイメージが大きく変わったかもしれません。
本来、「学校」は子ども達がよりよく学ぶために存在するものであって、イヤイヤ行かされるものではないのです。
「行かされる」のではなく、「行きたい」学校。それが西宮サドべリースクールです。
今日もスクールでは、子ども達生徒があちこちで笑い声を上げながら、楽しく、自分に必要な学びを深めています。
サドベリースクールとは、アメリカで50年の歴史を持つサドべリーバレースクール(Sudbury Valley School)と同じ理念を持った学校で、日本でも20年の歴史を持ち実績を残しています。
サドベリーバレースクールでは、卒業生が社会の様々な分野で活躍して実績を残しています。
卒業生の追跡調査の結果が1冊の本として出版されており、その中では「現在の自分に満足している」割合が8割を超えるなど、卒業後の自己満足度も非常に高いものとなっています。