教育の未来がここにあります
50年前にボストンから始まり、日本でも20年の歴史を持つサドベリー教育は、世界的に見ても他に例を見ない先進的で革新的な教育です。また卒業生が様々な分野で活躍するなど実績も合わせ持っています。
あなたのアイデアで学校がつくられていきます
スタッフの仕事は「子ども達の学び環境をより充実させていく」ために様々なアイデアを形にしていくことができる、とてもクリエイティブ性の高い仕事です。生徒とスタッフが完全に対等なサドベリースクールで子ども達と一緒に学校をつくっていきませんか ?
最高に魅力的なのは、
枠にはめられていない子ども達の笑顔とその感性です
サドベリーで目にするのは、ありのままの子ども達の学びと成長。枠にはめられていない子ども達の姿はとても自然でその感性は何よりも魅力的です。子ども達が自ら選択し通う学校はいつも子ども達の笑顔であふれています。
サドベリーって何?
サドベリースクールは子どもを最大限に尊重する学校です。
ここでは大人が一方的に何かを指示したり、規制したり、評価することは一切ありません。
基本理念は「子どもを100%信頼する」こと。
100%の信頼と、子ども達の好奇心・向上心を自然に伸ばしていける環境があれば、それぞれの個性に合った、自分を伸ばしていくための「最高の学校」となるのです。
サドベリーは夢への最短ルート
サドベリースクールには、決められた時間割がありません。
スクールの全ての時間を自分が望むように使うことができるので、子ども達は自然と興味あることを始め、自分が好きなことを追求していきます。
そしてそれは子ども達の将来に直結することとなり、夢への最短ルートとなります。
子ども達は、自分の人生を生きるために必要な学びを自分で自由に決めていくのです。
子どもも大人もひとりの人間
サドベリースクールは子どもも大人もひとりの人間として尊重し、全く対等に扱います。子どもを100%信頼することも、この尊重から生まれてくるものです。ミーティングでは、学校ルール、予算、運営、スタッフの任免までスクールに関する全ての事柄を話し合い、子ども達は学校運営の全ての決定に関わることができます。価値観や考え方が違っても、お互いの意見を尊重しながら、スクールとしてのベストな決定を作り上げていきます。
サドベリースクールの日常
#01次の時代を作る子ども達
海外では学校でも取り入れられている、デジタル版レゴブロック「マインクラフト」は生徒の子達に大人気。みんなで手分けして、素晴らしい作品が作り上げられていきます。プログラミングを勉強したり、TVゲームではプロゲーマーを目指す子も。スタッフもマインクラフトを一緒にやったり、一緒に調べながらPCの設定や動画編集を手伝ったり。
サドベリースクールの日常
#02スクールの外へ
体を動かすのが好きな子達は、公園で思いっきり運動しています。年齢・性別ミックスなのがサドベリーらしいところ。スタッフも同行して一緒に走り回っています。スクール庭ではワイワイ話をしたり、スライム作り。自然の中の八ヶ岳サドベリーに短期留学することもあります。
スタッフになるまでの流れ
「スタッフプログラム2026」への参加
2025.4/1(火) ~ 2026.2/17(火)
生徒の子達へのアピールと、スタッフの仕事のインターンができます。
スタッフの立候補プレゼンテーション
2026.2/18(水)
スタッフ投票を前に、生徒の子達に対し、自分の人柄やスキル・希望条件などをプレゼンテーションできる機会です。
スタッフ投票
2026.2/18(水) ~ 2/24(火)
サドベリースクールの学びの主体は生徒の子達。その生徒達が自分の学び環境を作るスタッフを投票し、決定します。
新年度スタート
2026.4/1(水)
旧スタッフから仕事引き継ぎを行い、4/1より新年度スタッフでのスクールがスタートします!
2026年度スタッフ募集要項
対象者 |
年齢・性別・資格不問 サドベリー教育を理解していること |
勤務日時 |
スクール開校日 (月~金曜日) 開校時間10:00~16:00 + 事務時間16:00~18:00 = 1日 計8時間 |
休日 |
土・日・祝日 春・夏・秋・冬休み 各16日間 (うち1/2は勤務時間となります) |
給与 |
220,000円 / 月 額面・交通費込み・社会保険加入あり |
仕事内容 |
・生徒サポート/生徒の子達の学びの中で必要とされるサポートです
・スクール運営の担当業務/主に事務時間に行っていきます |
契約期間 |
2026.4.1 ~ 2027.3.31の1年間 生徒によるスタッフ投票(2027.2)にて契約更新 |
募集人数 | 2名 |
※サドベリースクールでは、スタッフの雇用内容については、生徒・保護者・スタッフが参加する定期総会(2026.3)に於いて最終承認されるため、上記概要は予定となります。
プロジェクト
サドベリースクールはやりたい事をそのまま学びとしてできる場ですが、さらに本格的に学びたい時には「プロジェクト」を企画して、スクール予算から専門の先生に来てもらったり、専門施設へ通って教わったり、学びに必要なものを備品として購入することもできます。
ミーティング
サドベリースクールでの子ども達の学びはそれぞれ。個単位で進んでいきます。しかし、学び予算を各プロジェクトに割り振ったり、日常で起こる問題を解決したり、ルールを作ったりなどスクール全体に関わるものは、生徒・スタッフの参加するミーティングで話し合われていきます。
学校運営
サドベリースクールでは子どももひとりの人間として尊重されるため、大人と全く対等に、スクール戦略や年間予算、スタッフ人事などの学校運営に関わることが可能です。
「子どもだから」はありません。
サドベリースクールの日常
#03広がっていく学び
プロジェクトでサーフィンをやっている男の子。将来はプロを目指して、海外トレーニングに参加したり、国内の全国大会に出たりと頑張っています。さらに、サーフィンをより高いレベルに持っていくために、体幹を鍛えるためのキックボクシングを始めたり、練習風景を動画撮影してPCでチェックしながらフォームを修正したり。自然と学びが広がっていきます。
サドベリースクールの日常
#04クリエイティブな活動
絵の好きな子達は、デジタルやアナログでどんどん絵を描いて上達していきます。楽器も揃っていて、プロジェクトでギターやボイストレーニングをならったり、マイペースでピアノを練習したり。たくさんの木材やレゴブロックもあります。絵や音楽ができるスタッフはそれをサポートすることも。
鈴木一真
Kazuma Suzuki
元 西宮サドベリースクール スタッフ
現 八ヶ岳サドベリースクール スタッフ
サドベリーは「何も用意されない自由」です。
何かが用意されるということは選択肢が絞られるということ。
一切手を加えられることなく、自分のままに育つ子ども達と日々関われることは何よりの魅力であり、人としてはごくごく自然な場だなと思います。
「子どもと対等」という関係性はそう簡単に作れるものではありません。感情の問題など自分自身の在り方が関係の端々に至るまで問われます。
そうした場で経験したものは、子どもだけでなくどんな人との人間関係作りにも活かされています。
また、多様な価値観に触れられることなど、僕にとっては全ての経験がプラスになっています。
スタッフの声
倉谷明伸
Akinobu Kuratani
西宮サドベリースクール スタッフ
大人である自分が思いもかけない面白い出来事が、スクールの中で繰り広げられる楽しさがあり、スタッフとしても等身大の自分でいることができます。
サドベリーの子達の価値観の広さと懐の深さに触れて、公立校の道を歩んできた自分の価値観の狭さと固定概念を見つめ直すことができる。
とても幅広い年齢の生徒の子達、自分を生きるとても魅力的な保護者やサドベリー周りの人達との関わりは、自分の幅を広げてくれます。
サドベリーは、ぶっ飛んでいるように見えて、実はとても自然でシンプル。これが大きな魅力です。
阪上暢義
Nobuyoshi Sakaue
元西宮サドベリースクール スタッフ
スタッフとして関わる中で思うことは、子どもたちの可能性は大人が考えている以上に広く、教育も人の数だけ多様性に満ち溢れているということ。
スタッフのやることは多岐にわたり、色々なスキルを必要とする場面があります。
その分やりがいも大きく、スキルアップする時間も多くあります。
何よりも、子どもたちが全力で楽しんでいる場に一緒にいれることが一番のやりがいです。
米澤悠亮
Yusuke Yonezawa
元 西宮サドベリースクール スタッフ
サドベリーでは、教科の授業では測れない子供の才能を自然に伸ばす手伝いができます。
スタッフとしてサドベリーに魅力を感じることは、 子ども達が自身の将来について真剣に悩み、真にやりたいことを見つける場に携われること。
またその過程を日常で過ごしながら見れること。
そして新しい教育に携われる、広めるという、今後日本の将来に大きな影響を与えるであろう場に携われることです。
Q&A
現在の教育基本法などは、戦後すぐから変わっていない法律で、サドベリースクール、シュタイナースクールなどの新しい学校には対応できていません。
ただし、スクールは法律的な問題はなく、文科省、教育委員会などともやり取りがあります。現在は「一般社団法人格 (非営利)」を有しています。
サドベリースクールのスタッフは、高いスキルを持つ専門職だと考えます。
ですので、専門職として見合ったスタッフ給与額を目指して、今後も増額を予定しています。
社会保険、雇用保険等の加入はあります。
サドベリースクールは、子ども達が学びの主体。
ですので生徒の子達の学び環境を第一に考えてシステムが作られています。
スタッフから見れば1年契約になりますが、生徒の子達の信任を得ていれば、きちんと再任されます。
生徒の子達は、日常的に大人と同じレベルの学校運営に関わっているので、ジャッジに関するスキルは高いです。
生徒の子達はスタッフ投票を間違うと、スクールが潰れるリスクを背負っているので、それだけ真剣に考えて投票してくれます。
スタッフは、子ども達から信任され、スクールの日常に唯一、議決権を持った大人です。
毎日、開校時間ずっと居るので、子ども達への影響も大きい、とても重要なポストです。
スタッフには、生徒とは違う役割からの視点、大人としての経験とスキルを生かして、スクールの学び環境の充実に寄与していくことが期待されています。
スクール概要
名称 |
一般社団法人 西宮サドベリースクール Nishinomiya Sudbury School |
創立 | 2000年4月1日 |
法人格取得 | 2016年4月1日 |
開校時間 |
月~金/10:00~16:00 (※土日、祝日は休校) ※長期休暇/春夏秋冬に各16日間 |
住所 |
〒662-0837 兵庫県西宮市広田町2-15 (阪急西宮北口駅から徒歩15分 / JR西宮駅から徒歩20分 / 阪神西宮駅からバス20分) |
地図 | 「スクールへのアクセス」をご覧ください |
Tel/Fax | 0798-70-0777 |
staff@nishinomiya-sud.com | |
対象年齢 | 4~17歳・自分の行動に責任を持てること |
学費 | 年額420,000円 |
お問い合わせ | こちらのフォームからお問い合わせください |
サドベリースクールの日常
#05「好き」を追求していく
コーヒーが好きで将来カフェを持つのが夢な男の子。豆の種類や淹れ方、ショップの経営などを通信教育で勉強しています。スタッフとコーヒーの産地について調べることも。さらに、人気のカフェを探索したり、コーヒ豆の焙煎講座への参加したり。どんどん学びが深まっていきます。
サドベリースクールの日常
#06興味や必要からはじまる本来の勉強
子ども達は自分の興味や必要から、様々な勉強をしています。プロジェクトでは韓国人の先生を招いて授業をしてもらったり。勉強が教えられるスタッフはそれを手伝ったり、一緒に株取引の勉強をしたりもします。字の上手くなりたい子はペン習字。秘書検定を勉強する子も。
サドベリーをより深く知るために